羊のモツのソルポテル

今回の新作カレーはインド・ゴア州の家庭的カレー、ソルポテルを作りました🍛

最近ではお馴染みになったポークビンダルーのモツ煮バージョンで甘酸っぱくフルーティーなカレーです。

インドはヒンドゥー教やイスラム教など豚肉を食べてはいけない宗教の方が多く居ますが、ゴア州はポルトガルがスパイス貿易の拠点としていた事もありキリスト教徒の方々が多く、豚肉を食べる習慣があります。

ですので豚肉で作るレシピが多い中、今回はより家庭的なマトンの内臓(心臓、胃、腎臓、舌、肝臓)で作ってみます。

まずはモツの臭みを取るため牛乳に浸けて一晩…

一晩経ったら水気を拭き、ターメリックと塩を揉み込んだら圧力鍋で15分蒸します。

蒸している間にマサラペースト作り🌶

唐辛子マニアの山元が選んだ今回の唐辛子は燻製福耳、燻製セラーノ、プサジュエラ、チレチポトレ。

スパイスはクミン、マスタードシード、クローブ、ブラックペッパー、フェネグリーク、シナモン。

ニンニクたっぷりとお酢と水を少々入れてミキサーでペースト状にします。

上に乗っているのはタマリンド代わりの黒ニンニク🧄

蒸し上がったプリンプリンのモツを一口大に切ってオリーブオイルで揚げ焼きします。

良い感じのゴールデンブラウンになったらお皿に移して、今度は玉ねぎを飴色に炒めていきます。

玉ねぎは三越前にある、すもと館さんで売っている淡路島の玉ねぎを使用！

甘味とコクが段違いで一度買ったら病みつきになる美味さでおススメですよ！

玉ねぎもいい感じの飴色になったら、先程のマサラペーストを加えて炒めます。

スパイスや唐辛子は炒める事で香りや辛味が出るので、ここでしっかり焦げないように炒めていきます！

香りが出てきたら炒めたモツを合流させ…

甘みを出す為に黄金桃と洋梨、酸味を出す為にハチミツ梅干しをミキサーで砕いたものと水を入れて弱火でコトコトコトコト…

プリンプリンだったモツがトロントロンになり、赤い美味しそうな油が浮いてきたら完成✨✨

マトン独特の香りと甘酸っぱいフルーティーな味わいが病みつきになるソルポテルの完成です！

数に限りがございますが、本日よりBAR山元でお召し上がり頂けますのでどうぞご賞味下さいませ！！