鹿と明日葉のニルギリカレー

こんにちは山元です🍛
ジメジメ暑かったり、急に冷え込んだり、ハッキリしないお天気で体調を崩している方も多いこの時期にピッタリな、スパイスたっぷりの新作カレーのお知らせです!

皆さまはサグカレーというカレーをご存知ですか?
北インドのほうれん草やカラシ菜など葉っぱと生クリームをたっぷり使ったコッテリ系のカレーです。
この葉っぱカレー、南の方に行くとココナッツシュレッドやタマリンドを使い酸味のあるサラサラっと食べられるニルギリカレーに変化します🍛

今回は伊豆大島から届いた明日葉をたっぷり使い、鹿肉をご存知36時間煮込んだ南インド風のニルギリカレーにしました!
あまり日本では馴染みの無いカレーですが、どうぞレシピを……

まずは鹿肉に炒り番茶を揉み揉みし、ニンニクと米油とパッキング。
炒り番茶のスモーキーな香りをオイルと肉に付けます。

その間に鹿の骨を140度4時間焼いてから出汁取り。
今回はたっぷり肉のついた背骨も使い、旨みたっぷりの出汁にするために極弱火でコトコト煮詰めます。
ボヤけがちな葉っぱカレーなので、より出汁をきっちり効かせて旨みの強いカレーに仕上げます!
出汁を取っている間にお馴染みアノーバオーブンちゃんで、漬け込んでいた鹿肉を52度36時間コンフィ🦌

たまにブログを読んでいる方から、カレーを作ってみようと思ったけど出来ない笑と言われますが、
私もよくやるよなぁ〜と思ってます!
気持ちは同じです!

さて…前回作った発酵キーマカレーを食べている間に肉も出汁も終わりそうになったので、マサラ作り。


キーマうっっっま!!!!!!
今回のマサラはコリアンダー、クミン、シナモン、グリーンカルダモン

唐辛子は燻製福耳ジロー、紅辣椒、ハラペーニョ

カレーにした時に口に触らないような小さいホールのものは後で入れますが、私にしては種類少なめ。
葉っぱと炒り番茶が主役の為ですね!
マサラが終わったらニルギリペーストも…

大量の明日葉をクタクタに煮て、パクチーと青唐辛子、ココナッツシュレッドと一緒にミキサーをぶん回していきます。

もういい加減ミキサーが小さすぎて作業がツラい…

ここまで終わったら遂にカレー作りスタート🍛

マスタードオイルを熱し、クミン、フェンネル、マスタードシード、フェネグリークを投入し、バチバチしてきたら…

玉ねぎを大量入れて端が茶色くなるまで炒め、GGペーストも入れて香りが出るまで炒めます。
トマトと鹿のドリップも入れ、ボッコボコに沸かして水分を飛ばしていきます。

鹿とフェネグリークの相性が良すぎていい匂い!!!
水分が飛んで油が浮いてきたらスパイスと明日葉ニルギリペースト、タマリンド代わりに隠し味の梅干しを投入〜
塩とナンプラーで味を整えたら、鹿肉にかけて揉み揉みして一晩寝かせて味を染み込ませます!
一晩経ったら、炒ったカスリメティと炒り番茶、自家製ガラムマサラを投入して完成✨✨


ココナッツシュレッドやホールスパイスのジャキジャキした食感と低温調理の鹿肉の旨みと食べごたえ、明日葉と炒り番茶の爽やかな苦味、梅干しの酸味が効いた複雑な味わいのニルギリカレー🍛

中々他では味わえないカレーなので、是非ともご賞味下さい!!!

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もちろんBAR山元でもお召し上がりいただけますので、どうぞご来店お待ちしております!

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