発酵野菜と羊と親鳥のキーマカレー

あと2日でGWも終わりですが、皆さまどんなお休みをお過ごしですか?

私はラーメンを二連食したり…
牛脂をしこたま食べる会にお邪魔したり…
とにかく胃を痛めつけた、楽しい休日を過ごしております。

さて、今回の新作カレーですが、
以前よりお問い合わせの多かったキーマカレーです!

バーテンダーの世界で言うと、ジントニックやギムレットなどスタンダードなものほど難しいと言われるカクテルですが、
カレーも同じ。

ありふれているからこそ難しいキーマカレーですが、今回は自家製の発酵野菜と隠し味の羊のモツを使い、酸味とコクのあるしっかりした味のキーマカレーに仕上げました!

とても美味しく出来たのでレシピを…
まずは発酵野菜作りから🥬
水分の多い新玉ねぎ、トマト、白菜に約1%の塩を振り、重しをして2時間程度おきます。
水分が出てきたらそのまま煮沸消毒した瓶に入れ、発酵を促すように自家製のパオラージャオを3本ずつ入れ、毎日様子を見てかき混ぜながら約1週間常温で置いておきます。
その間にタケノコを掘りに行ったり…
さわやかさんでハンバーガーとハンバーグ両方食べて幸せを感じたり…
キーマ用マサラを作ったりします。

今回のスパイスはカルダモン、クローブ、コリアンダー、シナモン、フェンネル、キャラウェイ、アニス、アニスシード、マラティモグ、クミン、黒胡椒、メース、ナツメグ、麻椒
唐辛子はニ荊条、四川、プリッキーヌ、燻製チレワヒージョ

発酵野菜を使うので少し中国よりなスパイスを使います。

これらを炒ってミルで挽きます🌶
またまたその間にキーマ肉作り。

ラム肉塊を2センチくらいの角切りに、羊のモツは綺麗洗い、パプリカとニンニクを擦り込んだら30分ほど蒸した後に角切りにします。

ここまで仕込んだらやっとカレー作り🍛

煮溶かした牛脂に水切りした発酵玉ねぎをザバーっと入れ、ゴールデンブラウンになるまでひたすら炒めます。
水分の多い新玉ねぎを使ったので結構大変…
玉ねぎが良い色になったら、水切りした発酵トマトもザバーっと入れ透明の油が浮いてくるまで炒めます。

今回のポイントはまさに「透明の油が浮いてくるまで」
食品の水分が無くなって透明の油が浮いてくるまで炒める事により、ボヤーっとした味では無くキレのある味に仕上がります。
トマトを炒め終わったら、たっぷりのGGペーストと水切りした発酵白菜を入れ…
マサラもザバーっといっちゃいます。
スパイスが焦げないうちにヨーグルトを投入し、強火でグツグツ。

写真は混ぜた後のものなのであまり油が浮いてないですが、
赤い油が浮いてきたらオッケーです🙆‍♀️
グレイビーを煮てる間にキーマ肉を…

親鳥をハンバーグのように広げて焼き、旨みを閉じ込めパサパサにならないようにします。


という事で、今回はやたらと写真が多い為、これ以上上げられず2部に分かれる事に!!


こんなにキーマって手間かかるの?と思うかもしれないですが、
ご家庭ではもっと簡単に作れますよ!
ただ、透明の油が出てくるまでは炒めてくださいね!

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