東京湾産モーリシャスカレー

ご報告が遅れましたが、新作カレーが出来ております✨✨
今回は東京湾で釣れたマダコとアオリイカをたっぷり使ったモーリシャス風の海鮮カレー🍛

モーリシャスは元々無人島だったのですが、
インドの貿易船が難破した事からインド文化が根付き、そこからイギリス、フランスとヨーロッパ文化も流入し食文化が栄えた稀有な土地。
ヨーロッパの上流階級のグルメ達がバカンスに行くモーリシャスのカレーを再現してみました!

ざっくりとですが、今回のレシピをどうぞ…


まずはお馴染みアノーバオーブンで甘エビの頭やブラックタイガーの殻を130度で3時間ほどカラカラに焼き、白ワインと水で出汁取り🦐
いきなりモーリシャスじゃやらなそうな事をやりますが、出汁を入れたカレーは絶品なのでめんどくさくても丁寧に〜

その間にマサラ作り🌶

今回はコリアンダー、クミン、マラティモグ、フェネグリーク、ブラックペッパー、フェンネル、シナモン、グリーンカルダモン、クローブ、乾燥カレーリーフ。
唐辛子は硫黄島と朝天唐辛子でシャープな辛さと深みある辛さを足します!

上記のスパイスを焦げないように乾煎りしたらミルで砕きます。
マサラが出来たら次は生タコを塩で揉み揉み揉み揉み…臭みと滑りをとっていきます。
酢蛸を作っている工場ではタコの塩揉みに専用の洗濯機を使っているとこもあるこの作業…
超高級お寿司屋さんでは修行中の職人さんが3時間も揉む事もあるんだとか…

塩揉みが終わったタコを腕がクルンとなるくらいに軽く茹でたら下処理は完了🐙
いよいよカレー作りに入って行きます!
スライスした玉ねぎをたっぷりのオリーブオイルとバターで透き通るくらい軽めに炒めたら、ニンニクと生姜をたっぷり投入〜
田子から取り寄せた香りの良いニンニクが2キロもあるので、今回は大盤振る舞い!
他のニンニクとは全くコクも味も香りも強くて美味い!
ニンニクの香りが出てきたら、
今回はトマトのダブル使い🍅🍅
フレッシュトマトを湯むきしてみじん切りにして投入〜
水分がなくなるまで炒めます。
フレッシュトマトを使うことにより、後から使うフレッシュカレーリーフの青臭さが活きてきます!
フレッシュトマトの水分が無くなったらトマトの水煮缶を投入〜
これでコクと甘さを出していきます!
トマト缶の水分も飛んだら、
フレッシュカレーリーフ、タイム、青唐辛子を入れて混ぜ混ぜ…
キロアップのぶりぶり新鮮アオリイカとマダコも投入して混ぜ混ぜ…
先ほど作ったマサラも入れて混ぜ混ぜ…
こゆーーーい海老の出汁と大海老もたっぷり投入して5分ほど煮込んだら、東京湾産モーリシャスカレーの出来上がり✨✨

スパイスの青臭さや辛さ、海老やトマトの甘さ、ハーブの複雑さが相まってカレーの様なブイヤベースの様な、山元の好みド直球のカレーが出来ました!!

今回もたっぷり作りましたので
BAR山元で提供しております!
かなり良い出来なので是非とも、皆様ご賞味くださいね!

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