豚軟骨と京番茶のカレー

お久しぶりです山元です!
11月に入り、カワハギシーズン真っ只中ですが皆様いかがお過ごしですか?

山元はもちろんカワハギ釣ってます🎣
さて、新作カレーのご紹介です。

今回のカレーは豚軟骨と京番茶のカレー。
以前頂いた京番茶に衝撃を受け、コレでカレー作りたい!とずっと考えていたカレーが出来上がりました!

以前、鹿のカレーでは京番茶でコンフィをした事がありましたが、
今回はそれの3倍くらいの京番茶を使った香ばしくすっきり爽やかなカレーが出来上がりましたので、良ければレシピを…


まずは豚軟骨4キロを一度茹でこぼし、京番茶、青ネギ、生姜で圧力をかけて煮ていきます。

30分くらいでトロトロ一歩手前くらいの豚軟骨になり、
お茶の香りと豚の旨みが出たスープが取れました。

味見してみるとお茶の香りが肉に移り、トロトロなのにしつこくないめちゃくちゃに美味しい!
これはご家庭でも真似できるので煮豚を作るのに真似してみてください!

豚軟骨を一晩寝かせてよりお茶の香りをつけている間にマサラ作り。

今回はローレル、クミン、シナモン、ファンネル、フェネグリーク、ブラックペッパー、クローブ、アニス、コリアンダー、パプリカ、カルダモン、ナツメグ

唐辛子はミヨシ鷹の爪、ニ荊条、羅漢、島唐辛子を入れます。

あまり辛すぎずに、少し中華っぽいコクのある唐辛子にしました。

コレを炒って、バイタミックスでパウダーに。


そういえば、今年の誕生日プレゼントにお友達からバイタミックスを頂きました!
今までちまちまと挽いていたスパイスが一気に、しかもかなり細かく出来るようになりめっっっっっちゃくちゃありがたいです😭

もう何でもミキサーしたい気分!

さて、マサラが出来たら次はルー作り。

大量の玉ねぎをラードで飴色になるまで炒めていきます。
大体10キロで1時間半くらい…

ここが今回の1番の佳境ですね!

炒め終わったらニンニク生姜、パクチーの根を油と一緒にペーストにしたものを投入。

よく水でペーストにする方法がありますが、
かなり油ハネするのと、旨みが薄まるようで山元はあまりしません。
油と一緒にペーストにした方がオススメです!

ニンニクの香りが立つくらい炒めたらマサラを投入。
焦げないように10分くらい炒めたらルーの完成✨


ちょっとここから写真を撮り忘れたのですが、
ルーが完成したら、すりおろし人参を入れて炒め、豚出汁を投入し弱火で1時間くらい煮込みます。

その後トマトソースを入れ強火で30分煮込み酸味を飛ばします。

酸味が飛んだら醤油、ロティ(タイのチキンコンソメ)、塩で味を整えてから豚ナンコツを入れて10分ほど弱火で炊いたら、火を止めて刻んだパクチーを入れて蓋をして1日寝かせます。

1日経ったらパウダー状にした京番茶をもう一度投入して混ぜ合わせて出来上がり✨✨

コクのある黒い油が食欲をそそる豚軟骨と京番茶のカレー🍛

お茶で茹でる事でトロトロなのにさっぱりとしたお茶の香りが沁みた豚ナンコツ、
お砂糖を一切入れていないのにほんのりと甘みのあるルー、
たっぷりのスパイスが交わって香ばしい美味しいカレーに仕上がりました!

かなり好みの味わいなので是非ともBAR山元でご賞味ください!
ご来店をお待ちしております!


また、オンラインショップで冷凍販売をしておりますので、
どうぞこちらもご覧下さい💁‍♀️👇👇👇

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